SaaSとは「Software As A Service」の略称で、インターネットを経由しビジネスソフトや画像編集、ストレージにチャットなど各種ソフトウェアサービスを提供するSaaS業界の企業数や売り上げ規模は順調に成長しています。
SaaS営業特化型転職エージェント「マーキャリ NEXT CAREER」を運営する株式会社エムエム総研が、SaaS業界で働いてみたい、転職活動を行っているなどSaaS業界を目指す営業系の方の意識や考え方についてリサーチした結果が公表されていますので見てみましょう。
調査概要:「SaaS企業への転職意識(求職者の意見)」に関する調査
調査日:2023年1月17日(火)
調査方法:インターネット調査
調査人数:525人
調査対象:SaaS企業への転職を検討したことがある方(エンジニアを除く営業職)
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
なぜSaaS企業への転職を考えたのか?
まず、転職状況について聞いたところ、すでにSaaS企業に転職した方が23.8%、転職活動中や検討段階の方は合わせて76.2%でした。
SaaS企業への転職を考えた理由としては、1位が「市場が急成長している」44.0%、2位「給与が高い」39.4%、3位「業績が安定している」36.4%と、業界の成長性と待遇面を高く評価しています。
自分で使っていたり、身近に感じたりすると、SaaS企業の中で働くイメージがしやすい面があると考えられますね
転職活動で不安な点は?
次に、転職活動を行う中で不安に感じる点を聞いたところ、1位が「業界での経験がない(少ない)」35.6%、2位「自分の経験・スキルを活かしづらい」28.4%、3位「自己アピールの仕方が分からない」27.4%となりました。
営業スキルのうち、セールスポイントは?
自分自身の営業スキルの中で、SaaS業界で活かせるスキルを聞いたところ、1位「コミュニケーション能力」36.2%、2位「分析能力」25.1%、3位「ヒアリング能力」24.0%となりました。
セールスポイントを活かした転職活動ができるか?
上記の能力を活用して、SaaS業界への転職活動ができるか、あるいはできたかを聞いたところ、「とてもよくできる(できた)と思う」が1位で21.7%、2位が「ある程度はできる(できた)と思う」57.0%となり、合わせて78.7%の方がポジティブな回答となりました。
転職エージェントのサポートが必要?
最後に、転職エージェントのサポートがあったほうが良いかどうか質問したところ、92.2%が「必要がある」と回答しました。
また、自分自身のスキルを伸ばすために、何が必要かを分析できているか、と聞いたところ「できている」が69.9%、「できていない」が30.1%と答えています。
出典
【SaaS業界への転職意識に関する調査】
PR TIMES
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まとめ
インターネットを通して多様なサービスを提供するSaaS業界は、今後も成長を続け市場を拡大すること、そしてテレワーク・クラウドワークなど新しい働き方にも適しており、転職を希望する営業職の増加も見込まれます。
一方で、未経験者で不安を抱えながら転職活動を行っている方、検討している方も多く、転職エージェントなどの第3者の支援活用と、そのエージェントを見極める力も求められています。
現在は、様々な情報や外部支援は豊富にありすぐに活用できる状況でもありますので、思い立ったらまずアクションを起こしてみて、“走りながら考え”てみてはいかがでしょう。