転職活動をしているときに、何か資格があると自信にもなりますし、自分の特性や能力をすぐに企業にアピールできるメリットがあります。
そこで三重県に本社を置き求人情報サイトを運営する株式会社ビズヒッツが、20代男女173人を対象に「転職に役立った資格は何か?」というアンケート調査を行い結果をプレスリリースで2023年2月2日に公表しています。
今、どんな資格が20代の転職時に必要とされているのか、確認してみましょう。
調査対象:転職経験がある20代の男女
調査期間:2022年9月27日~10月13日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:173人(女性118人/男性55人)
1位「簿記」2位「英検・TOEIC」
20代の転職に役立った資格としては、第1位「簿記」30人、2位「英検・TOEIC」12人、3位 「普通運転免許」11人、4位 「OA系の資格」となりました。
OA系の資格ではMOSやワープロ検定など、ワードやエクセルなどのビジネス用ソフトが使えることは事務職での転職に欠かせないポイントになっています。
介護士や保育士など、全般的に人材不足と言われる業界の転職に向けた資格を取得する傾向が増えています
女性の転職に役立った資格は?
第1位は簿記が突出して20人という結果で、続いて2位 保育士、同率2位 介護系の資格、6位 医療系専門職の国家資格、7位 管理栄養士など医療・福祉系の資格が多くランクインしています。
男性の転職に役立った資格は?
女性と同様に、1位は簿記で10人ですが、2位 危険物取扱者、3位 フォークリフト免許、5位 電気工事士とガソリンスタンドや工場などの現場で必要な資格取得がランクインしています。
転職のために、資格を取得したか?
最後に、転職をするために資格をしたのか?聞いたところ、78.6%が転職前から資格を持っていた、21.4%が転職のために取得したと回答しました。
現在勤めている仕事で必要なため取得した、あるいは趣味の延長で取得した、また将来の転職を予想して事前に取っておいた、などの答えがありました。
出典
【20代の転職に役立つ資格ランキング】173人アンケート調査
PR TIMES
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まとめ
簿記など会計や事務に役立つ資格は、転職に有利で取得しやすい人気の資格の一つです。英検やTOEICも、インターネットで英語に触れる機会も増え、ネットミーティングやサイトの翻訳・理解などで重要視されています。
また、一見仕事に無関係と思える資格も、長い人生で役に立つこともありますし、転職先で思わぬ貢献ができることもあります。
自分の興味や関心がある資格を時間のあるうちに取得しておけば、転職時や人生において活用できる時がきっとあるはずですので、頭の柔らかい今のうちに積極的に資格取得に挑戦してみてはいかがでしょう。